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バロック建築の家17-シーリングドーム


室内の玄関前にシーリングドームを取り付けました。
メダリオンはよく使われる装飾ですが、今回使用したものはメダリオンとは違います。
シャンデリアをつける装飾にメダリオンが一般的です。
天井をあげる装飾に折上げ天井が一般的です。

これを兼ね備えたものがシーリングドームです。
ドーム上になって天井より240mmほど上がります。
この円形状の立体感が、柔らかい空間を使います。
ヨーロッパの昔、バロックやルネサンスの時代は
彫刻を石膏で型取り、草花などの意匠をモチーフにした装飾を飾ることで、当時の技術や材料の少ない時代の建築の豪華さを彩ってきました。

どこかにそういった意匠を創りたいと考えていました。
曲線が描く空間と影はとても美しいです。
科学や技術が無くても、建築を美しくする手法を昔の人たちは考えていたんだなぁ・・・って思います。

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バロック建築の家16-大理石の魔術師3 石の階段2

石の階段3_400
階段の踊り場を600角の大判で4枚に割りました。
本物の大理石、出来る限り大きな石で創らなければ本物の凄みが出ない。
これは大理石の魔術師さんと私のいつも口癖の言葉です。
石の階段4_400
表面だけでなく、小口も割り肌のインド砂岩を使用します。
遠い昔、人々が創った階段もきっとこんな風だったに違いない・・・
石の階段5_400
この階段が自然のあるがままの石の形を生かして完成した時・・・
そう思うと・・・
待ちきれなく、この雪の中も大理石の魔術師さんと工事をしてきました。

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バロック建築の家15-大理石の魔術師2 石の階段1

石の階段1_400
大理石の魔術師による石の階段の工事が始まりました。
建物にジョイントした鉄骨階段の繋ぎ目がキーポイントです。
このエキスパンションジョイントが地震などで揺れた時に石が割れない様に現場で作戦会議です。
石の階段2_400
この鉄骨階段をインド砂岩の大判の割り肌で囲っていきます。
今回使用するこの石の大きさはそうそうありません。
そして、インド砂岩の乾いた感じが、石の階段を醸し出します。
シビレる際どい石割の技術と精度に見ているだけで私がワクワクしてしまいます。
明日をお楽しみにしてて下さい。

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