水曜日から岩手県へ出張。
新花巻駅に降りた瞬間に映る夕焼けが印象的だった。
凛とした空にオレンジ色の夕陽
その夕陽は遠い、遠い。
まさに冬の夕焼け。

夕陽を受けた新花巻駅はオレンジ色に染まっていました。

冬の予感がした。
季節の移ろいや夕焼けや木々の色彩、そしてちょっとしたもの寂しさ。
東京にいると使っていない感性かもしれない。

出張に来ると当たり前の人としての感覚が刺激されます。

建築をしているなら、人が住まう家をつくるなら、そういう感覚を呼び戻さないと駄目ですね。
短くても旅はいいモノです。

東北ブロックの輸入住宅を始めとする工務店50社が集まる会議に行ってこれから刺激を受けてきます。

いつも読んで頂きありがとうございます。
下記サイトにもたくさんの方のブログが紹介されています。
ぜひご参考にして下さい。

家をつくる…ほどんどの人は1つの家しか作れません。
現在設計中の輸入住宅バロック様式の家Ⅱ…3つの平面図を提案した。

人が住む、朝陽が入る、夕陽が差し込む、家族が帰る気配を感じる
朝居る空間、夜しか使わない空間
料理をする、テレビを見てくつろぐ、お風呂に入る
全館空調を効率的に吹抜け階段をセンターに配置したい
暖かく寒くない家
デザインももちろん輸入住宅でカッコよく

そんな事を考えながらプランをする…

寝室は朝陽が入った方がいいよなぁ
でも子供部屋もあるし、どちらを優先するか…
キッチンの窓から駐車場が見えたら旦那さんの帰宅に気がつくよなぁ
そうするとキッチンが玄関から遠くなってしまう…
玄関開けたら階段の手すりや柱が正面に見えると素敵だと思う
でもリビングに入るドアを開口部にしないといけない。
その方が素敵だけどプライバシーが気にならないか…

いや…寝室も子供部屋も東側にしたらどうなるだろう
輸入キッチンは玄関に近い方が買い物の荷物を運びやすいのではないか?

同じ土地の同じ建ぺい率で建物の外観はそう変わらないが、室内の間取りは幾通りも考えられる。
住む人の価値観、スタイルが何なのか、どちらなのか?
設計する私が、それを引き出す役目だ。

今が一番大切な手順。
Floor Planを一つに決める事。
こういう生活が出来たらいいなぁと、望めるプランを想像する事。
間取りを決めるという事は、その間取りで一生暮らすという事。
影響力が大きい分だけ、その答えに喜びも大きいはずです。

それが決まれば、あとは無我夢中に作ればいいだけだ。

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思い出深いロッキーズコーポレーションの1棟目の輸入住宅。
バロック様式の家。
ついにこの家をつくって欲しいというお施主様と出会った…
今年のお盆は3日間没頭してプランを考えた。

提案前のcase stydy1の図面。
お施主様の喜んで頂けるデザインにしたい。
1棟目と同じ家にはしたくない。
1棟目に負けたくもないけど大切な1棟目に勝ちたくもない。

なんだかんだ言って、結局自己満じゃんって自分に言い聞かせる。
そんな事を考えているうちはデザインが降りてこない。

結局無我夢中になる事が近道だ。
1棟目のあのバロックの家をつくった時の様に。

人間の心理って…単純で複雑だ。

case study2は
もう一度初心に戻ってバロック様式の輸入住宅をデザインする。

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