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ルネサンス建築か?バロック建築か?

ルネサンス建築様式の家_20151121
ありがたい事にこの師走に向けた慌ただしさの中でたくさんのお声掛けを頂きました。
対応しきれずにお待ち頂いている状況の中、一つ一つ丁寧にカタチにしていくしかない…そう思いながら少しずつ邁進している昨今です。

その中の1つ。
もうすぐやっと形になる輸入住宅の1邸。
細部のディテイールのバランス、窓の大きさや高さ、屋根の勾配などのエレベーションのディティールの詳細まで進んできました。

スタイルはバロック建築の家がベースです。
ディティールを詰めていくうちにルネサンス…?バロック…?
ルネサンス建築の様な気がしてきた…

簡単にいうと、ルネサンス建築は15-16世紀の古代ギリシャ・ローマ様式を復興させた古典主義建築。
左右対称のシンメトリーとバランスを調和させたデザイン。
円柱やアーチ、軒のコーニスなどの装飾を使用した外観が特徴。

そしてバロック建築は17-18世紀にルネサンス建築の流れを受けながら、更に曲線や、過剰装飾を施した建築。
バロックの語源はポルトガル語で歪んだ真珠と言われ、過剰装飾が特徴でベルサイユ宮殿が代表的建築物。
ベルサイユ宮殿を代表とする

どちらも同じ線上にあるヨーロッパの古典主義建築なのですが、ニュアンスがやはり違い…
そして私の大好きな建築家のアンドレア・パラディオの影響力がどちらにも表現されています。
お施主様の趣味趣向が解ってくると、同じ国のブランドでも好みが若干違う…
そのニュアンスの違いをきちんとカタチにしたい。
そんな微妙な事が意外と大きかったりするので、もう少し悩みながら…近日公開予定です。

一つ一つを丁寧にカタチにしていくしかないですね。笑

明日は輸入キッチンのリノベーションの打合せです。
これも一歩一歩です。笑

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ロートアイアンで導く彩りと可能性

ロートアイアンで作った門扉4_20150531
ロートアイアンで玄関を彩った。
やっと完成した。

ロートアイアンで作った門扉1_20150531
ここはある施設のエントランス。

ロートアイアンで作った門扉2_20150531
『エントランスが暗くて、もっと高級感あるイメージに変えたい。
冬になるとガラスも冷たくてエントランスの内側がとても寒い。
川部さん輸入住宅やキッチンやっているから、素敵なアイデアないですか?』

いつもとはちょっと違う、手強いご依頼程…意外と燃えるモノです(笑)

ロートアイアンで作った門扉3_20150531
海外の素敵な木製玄関ドアを輸入したいと言われたのですが、これを特注で作ったら幾らになるか解らない…

今まで変な拘った建築ばかりしてきたせいか?(笑)
経験と仲間とは怖いモノ。
ガラスをアルゴンガス入りの断熱ペアガラスに交換し
ステンレスのドアを艶消しブラックに替え
ロートアイアンのスクリーンパネルとドアノブを海外に発注した。

ロートアイアンで作る門扉ってこんな可能性もありますね。

こんな仕事も楽しいですね。

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ヴィンテージオークの増改築8-輸入キッチンのある風景


増改築も大詰めとなってきました。
お施主様も2階から1階に引っ越し、荷物の移動や片づけを始めています。
今日も現場に行ったら奥様があれやこれやと忙しそうに動かれていました。
写真は玄関越しに見たキッチンの写真です。
今回の増改築で、
玄関、パントリー、キッチンと繋がる動線の廊下を創りました。
これが本当に使いやすい。

玄関正面が当然ホールですが、左を向くとパントリー越しに陽射しにあたったメリラットの輸入キッチンが望みます。
まだ片付けの途中ですが、なんか素敵な風景でした。

みんな私達の輸入キッチンをご購入頂いた後に、綺麗に使おうって言って頂けるのは嬉しいのですが、たくさんの物に囲まれたキッチンの方が、住んでる人たちと一緒に活躍してるなって感じがして、私はこういう写真の方が大好きです。
もうすぐ、写真を撮らせて頂きますのでお楽しみに。

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