想像力をかきたてるモノ5-白のチカラ

限りなく透明に近い白
昨日のコメントでかなり鋭い答えを頂戴しましたが、
この色は見た通りの白です。
でも色の3原色に白という色はないのです・・・
でも私の中の白は限りなく透明に近い白です。
白って・・・とても凄い色だと思うんですね。
一昨日のブログにも書きましたが、
この世の中の色の3原色に白はないのです。
雲は白いかもしれませんが、純粋な白ではありません。
雪色もそうです。
でも、白って言う色があるから、他の色が映えるのです。
他の色が映えるということは白は主張していないということなんです。
白が勝っているのではありません。

だから、白って限りなく透明に近い主張しない色だと思うんですね。
他の色を支えている縁の下のチカラ持ち的な意味合いですかね。
私は建築の仕事をしていて白は色数の中に入れません。
だけど面白い事に、
白が一番陰影が写るんですね。
白が一番周りの色を反射する色なんですね。
だから私はいつも白は色の数には入れませんが、
白の持つ陰影=つまり影を色の数に入れて建築の仕事をしています。
だから立体感や距離感や素材感を感じるのだと思います。
もし白色に陰影が付かなかったとしても、
白ほど明るい色はないので隣の色の方が濃い。
つまり純粋な陰影=コントラストが出来るのです。
デザインに於いて影ってとても重要な要素を持っていると思います。

主張しない限りなく透明に近い白は
周りの色をピントが合ったようにコントラストに見せてくれるチカラを持っています。
赤の隣に黄色があったら黄色がオレンジに見えるかもしれません。
でも白は主張しないので錯覚しないのです。
デザインに於いて、建築に於いて、ファッションに於いて、料理に於いて
白の持つチカラは大きいと思います。
白は限りなく透明に近い色だからこそチカラを持っているのです。
そんな白の様なチカラを持てるデザイナーになりたいです。
宜しかったらポチッと3件お願いします
面倒くさくてすみません

いつも読んで頂きありがとうございます。
下記サイトにもたくさんの方のブログが紹介されています。
ぜひご参考にして下さい。

にほんブログ村 住まいブログ 輸入住宅(業者)へ

川部竜太がプランニングいたします!

コメントを残す