マグニチュードにブレーキ


この写真なんだと思いますか?
右が普通の筋交いを使った柱です。
左が振動を吸収し激震する制震Xです。
これを両腕で抱えているような黒い鉄骨で支え、左右に揺らして実験する装置なんです。
10回ほど左右に揺らすと右側の筋交いはこっぱ微塵に割れてしまうんです。
ですが、制震Xは何十回も揺らしても柱と一緒に動き続けます。
専門的に言うと・・・
この制震Xを建坪40坪に対して4台つけると層間変形=建物の揺れ幅が40%以上も減少し、地震から家を守ってくれるのです。

茨城大学の教授と開発したこの装置は、今サラサホーム・インデュアホーム・TDホームと言う会社の標準仕様的な装置となっています。
在来用・2x4用と用意もございます。
私の会社でも取り扱いしているのですが・・・
何が言いたいかと言うと・・・
デザインもセンスも大事ですが、大切な家です。
次世代省エネ+1の構造にも目を向けた上で、デザインや設計にも拘る。
これから世に残っていく住宅って、そういう誇りが必要だと思います。

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2 comments to this article

  1. 匿名

    on 2009年6月7日 at 7:18 PM - 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いつの間にこんな写真のデーターを手に入れたの?
    さすがカメラ小僧・・・
    戸締り役専務

  2. 輸入キッチンデザイナーR.K

    on 2009年6月8日 at 11:05 PM - 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ~戸締り役専務~
    お久しぶりです。
    いつの間に・・・それは内緒です(笑)
    父上に実験を見せて頂いた際に撮ったんですよ!

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